エプコット、レミーのアトラクションが完全予約制からスタンバイへ

2022年1月10日より「レミーのおいしいレストラン・アドベンチャー」が並べば体験できる“スタンバイ”に変更されます。

2021年10月1日ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート50周年を迎えた当日にオープンしたエプコットのアトラクション「レミーのおいしいレストラン・アドベンチャー」は、オープンからこれまでの間は“バーチャルキュー”対象のアトラクションでした。1月10日からはバーチャルキューを取り止め、代わりに従来通りの待ち列に並ぶことで体験できる“スタンバイ”での対応となります。また、有料オプションの追加で待ち時間を短くできる“ライトニング・レーン”の対象となります。つまり、バーチャルキュー取得へのストレスがなくなり、並べばこのアトラクションに乗れるようになりました。

バーチャルキューについて

バーチャルキューは、パーク入園当日にアプリより対象のアトラクションからバーチャルキューを取得し、指定された時間帯にアトラクションの列に並ぶシステムです（東京ディズニーリゾートのスタンバイパスに似たシステム）。本来発生する“スタンバイ”での長い待ち時間を他の体験に費やして有効的にパークで過ごして欲しいという考えで導入されたバーチャルキューは、利用することで比較的短い待ち時間でアトラクションを体験できます。ですが、バーチャルキューを取得出来なかった場合は、有料のライトニング・レーンを追加するほか、そのアトラクションを利用することができません。また、バーチャルキューとしてのアトラクション体験は一日につき一回のみに限られています。

バーチャルキューは、当日まで何もできない歯がゆさと共に英語表記の馴染みのないアプリを使用して取得する必要があったために、これをストレスと感じる日本からの旅行者も多くいました。スタンバイへの変更でどんなに長い待ち時間でも並べばアトラクションを体験できることになり、「乗れなかった」を回避しやすくなり、時間が許せば何度も乗れることになりました。

もともと「スター・ウォーズ：ライズ・オブ・ザ・レジスタンス」オープン時に初めて導入されたバーチャルキューは、このアトラクションからは既に昨年2021年9月23日に対象がはずれおり、「レミーのおいしいレストラン・アドベンチャー」が対象からはずれる1月10日以降はバーチャルキューが必要なアトラクションがなくなります。今後状況に応じて、対象からはずれたアトラクションも含め人気のアトラクションや、これから誕生する新アトラクションなどにバーチャルキューが導入される可能性があります。

ライトニング・レーンについて

「レミーのおいしいレストラン・アドベンチャー」はライトニング・レーン対象のアトラクションです。アプリより有料の“インディビジュアル・ライトニング・レーン”をアトラクション利用当日に購入することで、短い待ち時間で「レミーのおいしいレストラン・アドベンチャー」を利用できます（言わば有料ファストパス）。料金や受付人数は日によって異なり、例えば「レミーのおいしいレストラン・アドベンチャー」の場合は10月19日は9ドル（税別）や10月23日は11ドル（税別）などになります。インディビジュアル・ライトニング・レーン購入時にはアプリで対象アトラクションとその運営や受付の状況、料金、スタンバイの待ち時間などを考えて購入しましょう！