エプコットのコミュニティ中枢を担う”ワールド・セレブレーション”のコンセプト

大規模リニューアル中のエプコットの「ワールド・セレブレーション」エリアの新しいコンセプトアート数点が公開されました。

現在、旧フューチャー・ワールドのエリアを中心に大規模な改装が続いているエプコットの新しいコンセプトアートが公開されました。初公開となったコンセプトアートは、シンボルの球体「スペースシップ・アース」を中心としたエリアの「ワールド・セレブレーション」を描いたもので、オープン当初からのデザインや構想も取り入れつつエプコットのコミュニティの中心としての機能をより強化したエリアへと生まれ変わります。

ワールド・セレブレーションには、5つのリングが重なったデザインのエプコットのロゴを中心に緑豊かな広場が広がります。ここにはそれぞれ個性をもった5つのガーデンが用意され、開催されるイベントに合わせて通年で表情が変化していきます。また、ここのベンチや日陰などのゆったりスペースが人々や周りの自然との繋がりや交流を感じさせてくれるコミュニティエリアとなります。

夜になるとガーデンはまた違った一面を見せてくれます。どの地点からでも楽しめるよう照明が設置され、季節に流れに合わせて夜の風景を演出。

また、このガーデンを囲むように設置される「コミュニティコア・プラザ」と「コミュニティコア・ホール」は多目的に活用できるイベントスペース。エプコットで開催される世界各国の文化を取り入れた季節イベントの中心地として機能することになります。

「コミュニティコア・プラザ」は幅広い音楽パフォーマンスができるステージとして設計され、ガーデンエリアからも楽しめる広範囲な会場に規模の大きいコンサートも開ける環境になっています。

また、「コミュニティコア・ホール」はギャラリーとして、アート、ライブミュージック、フードなど幅広い分野の展示、パフォーマンスやデモンストレーションが行われます。そして隣接する施設は新しいグリーティング施設になり、ディズニー・キャラクターと会うことができます。

「コミュニティコア・プラザ」と「コミュニティコア・ホール」には、シンボル「スペースシップ・アース」に見られる三角形の幾何学模様のモチーフなどオープン当初からのエプコットらしい美しさを象徴するデザインが取り入れられています。また、この施設がパークのコミュニティの中心であることを強調するように名付けられた“コミュニティコア”という名称に関しても、オープン当初にあった施設の名前から採用されています。