人やディズニーの想いを繋ぐエプコットの新ダイニングが4月27日オーブン
エプコットに新ダイニング「コネクション・カフェ&イータリー」が2022年4月27日にオープン。
数年掛けて行われるエプコット大改装の一環として新しく名付けられたエリア「ワールド・セレブレーション」に大規模なクイックサービス(ファストフードの様なスタイル)のダイニングがまもなくオープン。店内は大きく二つにわかれており、世界各国の料理を参考に開発されたメニューをランチとディナーにしっかりとした食事が取れる「コネクション・イータリー」と、1日を通してカフェとペイストリーメニューを提供する「コネクション・カフェ」が併設します。生前のウォルト・ディズニーが構想したエプコットに敬意を表したデザインで誕生するこのファストカジュアル・レストランの様子を見ていきましょう。
2022年4月27日オープン
コネクション・カフェ&イータリー
Connections Café & Eatery
開放感のあるリラックスデザイン
店内はモダンスタイルの開放感あるデザインになっています。フロアから天井まで伸びる窓は明るい光を取り入れ、焼いているパンや淹れたてのコーヒーの香りが漂い、グリルからはハンバーガーを準備する匂いも。また、このダイニングはパークのセンターに位置するワールド・セレブレーションに用意されたこともあり景色も抜群。来月5月27日にオープンするアトラクション「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:コズミック・リワインド」のあるパビリオンやその前に設置された小型戦闘機“スターブラスター”が見えるエリアがあれば、シンボルの球体「スペースシップ・アース」を臨むエリアもあります。
食で世界を一つに繋ぐ壁画
店内の一面を大きく飾るのはカラフルな壁画。“グローバル・ギャザリング”と名付けられた壮大なこの作品には、世界の人々が食を中心に集まっている様子が描かれています。ウォルト・ディズニー・イマジニアリングが創作した中でも最大級の一つに入る壁画で、日の出から日没までの風景を一繋ぎで表しています。
料理を目でも楽しむ
3つのショーキッチンが用意され、料理を目でも楽しむことができます。グリルしたり、ソテーしたり、パンを焼いたり…ハンバーガーからピザなどの食事メニューだけでなく、ミルクシェイクやワッフルなどのデザートに腕を振るうシェフの姿を見ることができます。
誰もが楽しめるティータイムを
コーヒー派でも紅茶派でも、世界各国から集まった人が同じテーブルを囲んでお茶を楽しめるようデザイン。カフェエリアの一角には様々な文化の中で愛されている飲み物に関連するアイテムを飾るショーケースが置かれています。色々な国からやってきたティーポットやコーヒーポットが並びます。
ウォルト・ディズニーの構想が息づく
一部にはかつてウォルト・ディズニーが想い描いたエプコットのコンセプトがデザインに使用されています。店内のとある3ヶ所のフロアには、“フロリダ・プロジェクト”の一環で1966年にウォルト・ディズニー自身が“実験的未来都市”としての役割を構想した当初のエプコットの姿が記されています。エプコットにかける想いの原点と可能性が作り出すマジックに敬意を表した細かいデザインが施されており、大改装で未来へと進むエプコットでありながらも過去を慈しむ象徴として「コネクション・カフェ&イータリー」が誕生します。