takubloの日記

ディズニー・パークス・ブログの内容をメインにした海外ディズニー&クルーズファンのブログ。

エプコットの未来へと続く足跡をのぞき見できるアトラクション

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ウォルト・ディズニー・ワールドのオープン以前に、どんな世界がフロリダにやってくるかをツアーで紹介していた「プレビュー・センター」についての記事を投稿しましたが、その中で話題に出したエプコットの未来を見せてくれる「ウォルト・ディズニーイマジニアリング・プレゼンツ・ザ・エプコット・エクスペリエンス」について、せっかくなので紹介したいと思います。エプコットに数回訪れているような海外パークファンなら誰しもが、見入ってしまうものばかりで1日ここにいれそう…。そんな魅力溢れる展示施設が現在運営中です。

「プレビュー・センター」についての記事:

ウォルト・ディズニーイマジニアリング・プレゼンツ
ザ・エプコット・エクスペリエンス

Walt Disney Imagineering presents the Epcot Experience

ディズニー・テーマパーク史上でも最大級の改装が続くエプコット。360°スクリーンと模型のプロジェクション・マッピングを使ったエプコットの過去・現在・未来を描く光と映像のプレゼンテーションが行われます。また、フォトブースやアトラクションポスターを通してエプコットの過去から未来へと続く道のりを辿ることができます。

オープン
2019年10月1日
パーク
エプコット
ロケーション
オデッセイ・イベント・パビリオン
(フューチャー・ワールド)
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エプコット大改革

現在、エプコットは歴史に残る大改装が進んでいます。フューチャー・ワールドとワールド・ショーケースの2つのエリアに分かれていたエプコットは、大改装でフューチャー・ワールドをさらに3つのエリアに細分化。数年掛けて進むこのプロジェクトの先駆けとして、今年2021年9月のオープンが発表された宇宙ステーションのダイニング「スペース220」や、50周年の2021年10月1日にデビューするアトラクション「レミーのおいしいレストラン・アドベンチャー」や大規模なナイトショー「ハーモニアス」が挙げられます。また、エントランスからエプコット内部に進む道は緑がより豊かになり、3階建ての眺めの良い新しいパビリオンが建てられ、『モアナと伝説の海』をテーマにしたエリアの新設、そして『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』をテーマにした初コースタータイプ・アトラクション「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:コズミック・リワインド」の計画などなど盛りだくさん。今回紹介する「ザ・エプコット・エクスペリエンス」では、主にこのエプコットの未来の計画をプレゼンテーションする施設になっています。

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迫力ある360°スクリーンとマッピング

「ザ・エプコット・エクスペリエンス」に用意された円形の部屋は床から天井まで360度全てがスクリーンになっていて、エプコットの過去・現在・未来の姿を映し出す12分間のプレゼンテーションが行われます。また、部屋の中央にはエプコットを凝縮したような模型が置かれ、その模型を使用したプロジェクション・マッピングの演出もあります。全部で30台のプロジェクターでスクリーンや模型の豊かに切り替わる表情で、エプコットがオープンする前の1982年にまで遡った過去から現在、未来へと続く足跡をより深く感じることができます。

上のDisney Parks公式動画のように、模型には細かく投影が行われ目を凝らしてしっかり見たいところ。さらに、360度スクリーンも見る角度によって映し出される内容が違います。12分間のプレゼンテーションが繰り返されますが、これは何度見ても新たな発見がありそうです!一日見ていられそう…笑

レミーのおいしいレストラン・アドベンチャー」のプレゼンテーション。模型の球体「スペースシップ・アース」がチーズになっていたり、パビリオンの下にランチョンマットがひかれていたり、たまにアトラクションのライドが飛び出したり。他にも下のようなプレゼンテーションもあります。

上のリンクはYouTubeへ移動します。
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3Dフォトブース

エプコットに誕生するアトラクションなどのフォトスポットが設置されており、フォトパスのカメラマンも常駐。レミーのサイズになって食材に囲まれる写真、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:コズミック・リワインド」のライドに乗っているような写真、シンボルの球体「スペースシップ・アース」のトップに立っているような写真を取ることができます。それぞれのフォトスポットの近くには関連アイテムの展示もあります。

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スペシャルアイテムのディスプレイケース

上のアトラクションに関する展示の他にも、エプコットの過去・現在・未来に関するアイテムのディスプレイケースが「ザ・エプコット・エクスペリエンス」内の至る場所に設置されています。エプコットがオープンした1982年10月1日当時のパークマップやパークチケット、オープンから今までのピンバッジのコレクション、これからエプコットに登場するアトラクションの模型やコンセプトアートなど。下の写真は新しくできる建物の模型やオープン当初のマップとチケットの展示。

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アトラクションポスターの展示

エプコットの過去・現在・未来のアトラクションポスターを展示。既にクローズしてしまったアトラクションや建設中のアトラクション、また、アトラクションに限らずショーや各国のパビリオンのポスターもあるので、ゆっくり時間をかけて見て回りたいですね。

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メリー・ポピンズのアトラクションは白紙!?

2019年8月の公式ディズニーファンクラブのイベント「D23エキスポ」にて、イギリス館に初のメリー・ポピンズのアトラクションが誕生し、エリアを拡張してバンクス家のある"チェリー・ツリー・レーン"を作る計画が発表されていました。しかし「ザ・エプコット・エクスペリエンス」のプレゼンテーションに登場していたメリー・ポピンズの内容が、エプコットが長期休園から再開した2020年7月には削除されていました。さらに、シンボルの球体内アトラクション「スペースシップ・アース」に関しても内容のアップデートが計画されていましたが、そのプレゼンテーションも削除。ディズニーは、メリー・ポピンズとスペースシップ・アースの計画を延期と決定したそうですが、本当は白紙にされたのではとの噂さもれています。

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映像でのプレゼンテーションだけでなく、フォトブースや小道具に関する展示もなくなったとのこと…。