グローバルコミュニケーションを語るエプコットの新ナイトショー

エプコットの大改革の一角を担う「ハーモニアス / Harmonious 」のデビューが残すところ2ヶ月ほどとなりました。ワールド・ショーケース・ラグーンの水上で行われるナイトショーで、エプコットがビジョンとして持つ全世界の人々との繋がりに焦点を当てたディズニーパーク史上でも最大規模で展開。今まで様々な国の文化によってディズニー映画や音楽が創り出されてきましたが、ハーモニアスでは世界各国の音楽アーティストを集め、それぞれの文化を称えつつ彼ら自身の声やアレンジでディズニーの物語や音楽をショーの中で表現していきます。

ハーモニアスは「ギャザー」「セレブレート」「ユナイト」の3部構成となっています。冒頭の「ギャザー」では日が昇るシーンから始まり、ワールド・ショーケース・ラグーンに集った人々を一つの家族のようにまとめるような演出となっています。世界各国の言語が使用され、自分の言語が聞こえてきたときにショーとの繋がりを感じさせてくれます。また、ショー中には故意にキャラクターのシルエットだけを水のスクリーンに移すことで、自分がそのキャラクターになったような感覚に。2番目の「セレブレート」は、世界の国々と文化を称えるパート。エプコットの各国のパビリオンにスポットをあて、大陸を渡り歩くような世界旅行気分を体験させてくれます。最後のパート「ユナイト」では、エプコットがスピリットとして持つ世界の結束を表現し、ラグーンの中央には地球が現れます。ショーの中では、南太平洋を題材とする『モアナと伝説の海』、『アラジン』の中東の世界観、インドの『ジャングル・ブック』、中国の伝説『ムーラン』、ヨーロッパからは『メリダとおそろしの森』や『ノートルダムの鐘』などの作品が使用されます。

ハーモニアスは、ウォルト・ディズニー・ワールド50周年を迎える2021年10月1日にデビューを飾ります。