【旅行記】独立記念日のWDWマジックキングダム
ちょうど5年前、2016年7月4日アメリカ独立記念日(Fourth of July)にマジックキングダムへ訪れた時の旅行記です。生まれた時から日本に住んでいたため、縁もゆかりもない独立記念日でしたが、たまたまその時期にウォルト・ディズニー・ワールドへ行く機会に恵まれたため、アメリカの重要な祝日をパーク内で過ごすことに。また、特にウォルト・ディズニー・ワールドでは、特別なショーが組まれることもありマジックキングダムとエプコットで家族と過ごすことが人気のようで、今回はマジックキングダム一択に絞って夜の花火を楽しむことに。
アメリカで珍しい入場制限の可能性があるので、朝早くに!
アメリカのディズニーパークでは、入場制限がかかることは極まれなんです。入場制限が実施される可能性が大きい日は年に2回。年越しを目的とした12月31日大晦日の日、また、今回の7月4日の独立記念日です。大晦日も独立記念日も、マジックキングダムやエプコットが毎年盛大な花火を開催することもあって、とても混雑します。制限がかかってしまうと、解除されるまで誰も入ることができません。日付指定のチケットもなく、直営リゾートの宿泊者だからと言って入れる特典はありませんし、再入場の場合でも受け付けていません。なので、花火を見たいなら“朝早くにパークに訪れ、一日パーク外に出ない”こと。独立記念日の7月はもうオーランドは暑い暑い...。なかなか一日パークにいるのはしんどいです。
午前8時の開園よりも20分ほど前にマジックキングダムへ到着。日本に比べて開園待ちが少ないアメリカのパークですが、制限が掛かる可能性があっても開園前の混み具合は普段とかわりません。
当時は毎日開園セレモニーをマジックキングダム・エントランスで行っていました。ウォルト・ディズニー・ワールド鉄道がトロンのアトラクションを作るために休止したため、コロナ以前はシンデレラ城前でオープニングセレモニー「レット・ザ・マジック・ビギン / Let the Magic Begin」を毎日開催していましたが、現在は休止中のエンターテイメント。
午前8時半過ぎ。この時間にこの混み具合は、結構人が入ってきているんだろうなと感じます。
装飾やフォトスポット
一日限りの盛大なお祝いなので、パーク全体を装飾することはありませんが、ところどころ独立記念日用の飾りや専用のフォトスポットがあります。
何かのイベントの時に登場する確率が高い"かぼちゃの馬車"が独立記念日の専用フォトスポットに。
エントランスの駅舎やフロンティアランドに装飾が。
待ち時間などなど
入場制限がかかるくらいなので、さすがに混んでいます。が、東京に慣れている人は「こんなもんか」と思うような混み具合かもしれません。
午後1時頃の具体的な待ち時間はこんな感じでした。
7月なのでとにかく外が暑い!!「コズミック・レイ・スターライト・カフェ」(位置や規模から東京で言うトゥモローランド・テラス)は避暑地に。
この日の約2週間前、2016年6月17日に始まった1日5回ほどのキャッスルショー「ミッキーのロイヤル・フレンドシップ・フェア」も10分前にして最前列。根絶しててもパレードやショーは待ちが少ないアメリカ。
メインの花火は早くから待つ!
パレードやショーなどにはあまり待たないアメリカ人ですが、花火とファンタズミックだけは早くから待ちます。なので、独立記念日のマジックキングダムで一番のメインとなる花火を、いい場所から見たいなら早くから待つ必要があります。午後9時から始まる花火を、2時間前から待ってみました。
花火の2時間前にはもう場所取りしている人がいっぱい。これでも午後7時なんです。
夏のスコール。少しゴロゴロ雷の音が聞こえ、雨も軽く降りましたが、ディズニーマジックが起こりました。
左)花火開始30分前にはシンデレラ城が星条旗の様なライティングに。
右)花火開始10分前になってようやく暗くなりました。
Disney's Celebrate America Fourth of July Fireworks
午後9時に念願の花火「ディズニー・セレブレーション・アメリカ フォース・オブ・ジュライ / Disney's Celebrate America Fourth of July Fireworks」がスタート。2008年からスタートした、独立記念日をお祝いする15分ほどのファイヤーワークスショー。アメリカを象徴するような曲に合わせて盛大に花火が打ちあがり、フィナーレはシンデレラ城のエリアを中心として360°に花火が打ち上がります。
始まる瞬間の待っていましたという歓声にご注目。
ディズニー・セレブレーション・アメリカ フォース・オブ・ジュライのエンディング。360°の花火をお伝えするのにどこを撮っていいかわからなくなり、動きが乱れます笑
朝早くから暑い中、パークに一日中滞在するのはかなり大変でしたし、花火の2時間前から座り続けましたが、普段の花火とは違う迫力に待ったかいがあったと、かなり感動しました。写真や動画じゃ伝わらない迫力をぜひ目で見てほしいです。