アニマルキングダムでサイの赤ちゃんが誕生。数週間後にはお披露目も

ウォルト・ディズニー・ワールドに新しい命が誕生しました。9月8日にディズニー・アニマルキングダムでシロサイの赤ちゃんが生まれました。現在はバックステージにて飼育員の観察の元、母子共に元気に過ごしているとのこと。母子が共に過ごす時間を大切にするため体重の測定はまだ行われていませんが、シロサイの赤ちゃんの生まれた時の体重はおおよそ63㎏で陸に住む動物の中では世界に2番目の大きさとされています。また、他に比べサイは妊娠期間が長い動物で、16ヶ月から18ヶ月に及びます。そのため、ディズニー・アニマルキングダムでは様々な分野の専門家でチームを組み、普段の健康管理や超音波検査を通して安全な出産を迎えられるよう慎重に見守られていました。

アメリカ動物園水族館協会(AZA)のSpecies Survival Plan（種の保存計画）の活動として、初の出産となる母ジャオと群れのボスである父デュガンの間に生まれた赤ちゃんで、群れの繁栄や絶滅危惧から守ることに繋がっています。ディズニーではサイの出産は12回目で、ここ一年では2回目をカウントし、また秋には母ローラが初めての出産に挑みます。

向こう数週間のうちにジャオと赤ちゃんは群れに合流し、アトラクション「キリマンジャロ・サファリ」から見える"ハランベ・ワイルドライフ・リザーブ"に登場する予定です。