カリフォルニア ディズニーランド・リゾートの夜を彩る3つのショーが来年に復活

アメリカのディズニー公式ファンクラブ「D23」が開催するイベント「デスティネーションD23」の中で、ディズニー・パークス・エクスペリエンス・アンド・プロダクツの代表ジョッシュ・ダマロさんが、カリフォルニア ディズニーランド・リゾートのナイトショーが2022年に復活することを明らかにしました。「ファンタズミック！」と「ワールド・オブ・カラー」の再開に加え、フロリダとの距離を超えてウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート50周年のお祝いに伝統の夜のパレード「メインストリート・エレクトリカル・パレード」が期間限定で復活します。

ファンタズミック！

Fantasmic!

世界のディズニーパークで一番最初にこのショーがスタートしたのが、ここカリフォルニア ディズニーランド・パーク。1992年3月13日にデビューし、ディズニーランドではアメリカ河を舞台にミッキーのイマジネーションと夢の世界が展開していきます。2017年のリニューアルオープンで新たにアラジン、ラインオン・キング、パイレーツ・オブ・カリビアンのシーンが追加され、最新の特殊効果やプロジェクションの導入でより物語の世界観に引き込まれるようになりました。「ホール・ニュー・ワールド」が流れる中、雲の上を魔法の絨毯が飛ぶ様子は見事に『アラジン』の映画シーンを再現しています。

以前まではファストパスを取得することでファストパス専用の観賞エリアを確保できましたが、ファストパス廃止により今後の対応が気になるところ。指定されたレストランで食事することで、優先エリアでの観賞チケットがもらえるダイニングパッケージは引き続き受付。予約などの要らないエリアも用意されますが、広い観賞エリアではないので場所に限りがあり、ショーの2時間前からの席取りとなります。

ワールド・オブ・カラー

World of Color

ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーのパラダイス・ガーデン・パーク前で繰り広げられる水と光のナイトスペクタキュラー。噴水によって創られた巨大ウォータースクリーンでディズニーやピクサー映画の名シーンが蘇ります。ウォルト・ディズニー制作のテレビシリーズ『ワンダフル・ワールド・オブ・カラー』をモチーフにしたショーで、シャーマン兄弟が手掛けた同タイトルの楽曲がショーにも使用されています。

ファンタズミック！と同じく、ファストパス専用の観賞エリアがありましたが、ファストパス廃止により今後はどのように観賞エリアが用意されるか不明。優先エリアでの観賞チケットがもらえるダイニングパッケージも復活。予約なしで入れる観賞エリアも用意。

メインストリート・エレクトリカル・パレード

Main Street Electrical Parade

ディズニーランド・パークで初めて1972年にデビューしたナイトパレードは、マジックキングダムや東京ディズニーランドへも進出。ディズニーランドでは1996年にクローズしましたが、2001年から2010年まではディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーで公演。その後2017年に人気による延長も行いつつ期間限定で復活し、同じく2019年には夏の間のみ再公演されました。そして今回、2022年にパレード50周年のお祝いとして公演されることが発表されました。詳しい日程や期間、開催場所は未発表。