造船進むディズニー・ウィッシュの現在

2022年夏に処女航海を迎えるディズニー・クルーズラインの5隻目の船「ディズニー・ウィッシュ」は現在も造船が進んでいます。ディズニー・ウィッシュを造船するのは、過去にディズニー・ドリームとディズニー・ファンタジーの2隻も手がけたドイツのパーペンブルクにある造船会社"マイヤー・ヴェルフト"。段々と形になっていくディズニー・ウィッシュは、現在2つの重要ポイントの取り付けが行われています。

操舵室

ブリッジや船橋（せんきょう）とも呼ばれる船長や航海士が船の全体の指揮を取る操舵室の取り付けが間もなく完了します。ディズニー・ウィッシュの巨大な操舵室は、ディズニー・ウィッシュの顔と言っても過言ではないパート。操舵性や機能性だけでなく美的感性も含めて綿密にデザインされています。

船首

ディズニー・クルーズライン全ての船において滑らかなで長い船首によりエレガントさを持ち合わせていることが特徴的で、ディズニー・ウィッシュでもこれが引き継がれています。キャプテン・ミニーが金色のメダル風に描かれる船首の取付が行われており、ディズニー・ウィッシュの優美な船首が形づいてきました。船首部分は100個近くのブロックから組み上げられており、先端部分だけでも500トンの重さがあります。また、クレーンでの引き上げ、取り付け、溶接の船首部分を完成させる工程でたった10時間弱で完了。続いて、数週間の内に30以上のブロックを組み上げるれば、ディズニー・ウィッシュがとうとう完成します。

素人目では具体的な数字を見ても想像が付かないくらいの規模でディズニー・ウィッシュが完成に近づいていますが、写真を見る限りでは本当に2022年6月までに間に合うかと思ってしまいます。今後もディズニー・パークス・ブログより進捗状況が紹介されるので、見守っていきましょう。